私は一流のナンパ師を目指すべく、この地サンドリアに降り立った。
今日のスタイルはバッチリ!モテモテ街道まっしぐらだ!
この釣りがうまくなりそうな服!
薄黒く光輝く片手斧!
そして、このニヤニヤしたかぼちゃ頭!
ふっふっふ、これはもう、言うことなしだろう!
そして、私は愛しの君を探すべくロンフォールへと繰り出した。
そして歩くこと数分・・・
いた!彼女だ!今日の獲物は彼女に決めた!!
私は彼女に声をかける。
「Hey,彼女~、暇ならあっしと茶ぁ~でものまねぇかぁ?」
その、キノコのような頭、長い手足、そして強そうな体!
私にはもう、彼女しか見えなかった。
「あ~ら、かわいい僕ちゃんねぇ~、いいわぁ、お茶くらい付き合うわよぉ~」
私は彼女のナンパに成功し、彼女と一緒に飲むお茶代を稼ぐべくカツアゲに行った。
「おぉ~、あの禿なんかいいカモじゃねぇか!」
「うふふ、いいわねぇ~、やっちゃいましょう!」
二人で相談した結果、目の前を歩いているちょっと強そうな禿を痛めつけ金を奪い取ることに・・
「YoYo!兄ちゃん、ここを通るには通行料がかかるんだぜ!」
「ガル?ウガァァァァァ!!」
いきなりそいつは襲い掛かってきた・・・。
ドカ、ガシ、バシ!!
そいつと私の実力は伯仲していた。
だが、私には彼女かいる!
フハハハ、この勝負私がもらった!!やっぱモテル男は違うZEEEEEEEEeeeee!!!
ドカ、バシ、ドカ、バシ!!
あれ?なんか殴れれる回数が多いぞ・・・
「うふふ、悪いわね、このお兄さんのほうが魅力的だからもう貴方には用無しなのよ!」
「くっ、裏切る気か・・」
「あら、私はお茶を飲むって約束をしただけだわ・・」
「ぐっ・・」
パタッ・・
その後、ナンパ師タダキチの姿を見たものはいなかった・・・(今のところねw